受講者の声


大阪大学

大阪大学 出前講座を終えての感想
令和元年5月31日(金) 受講者45名の全員から回答

・なんとなく「暑い中、力仕事で大変なんだろうなあ」という印象を持っていたが、本日の日陰での活動も十分に大変であり、本当にすごい仕事だなあと思った。組立作業のくるっとするやつも上手くできたし、圧接作業体験も上手くできて楽しむことができた。きっと仕事としてこの作業を毎日継続することができるのは、相応のやりがいを感じるからこそ可能なんだろうなあと思った。とても楽しかったです。

・授業を受けるまでは大変な仕事をしているだけのイメージしかなかったが、圧接などの高度な技術が現場で用いられているのを知りすごく興味を持った。もう少し鉄筋について詳しく学びたいと思う。

・建設業の仕事は思っていたよりも僕らが今学んでいる分野の知識を用いながら取り組んでいるのだと知りました。正直、肉体仕事だと思っていましたが、すべてがそういう訳ではなく知識も必要なのだと感じました。やってみるととても楽しく、人生の選択肢の1つになりました。とてもいい経験になりました。

・建設業の作業はイメージ通りだったが、実際に見てみると鉄筋の太さに驚いた。また、圧接に関しても金属がつながる瞬間は興味深いものがあった。

・建設業、特に実務作業に対してあまり良いイメージがありませんでしたが、ビデオを見たり実際に経験してみることで楽しく思えました。この道に自分が、進むか正直分かりませんが、実際の現場での作業を体験できるとても貴重な体験だったので良かったです。

・これまでは、建設中の工事現場に出くわしても何をしているのかは見えないし、建築に関する座学を受けていても具体的な内容は知りませんでした。イメージも特に持たないような不思議な世界でしたが、今回の出前講座では実際に目の前で実演してもらった上に、鉄筋の組立には参加もできたので、工事現場の中身が明らかになったという感じでした。鉄筋の圧接では実際体験することはできませんでしたが、一つ一つの工程にどんな意味があるのか、何をしているのかを詳しく説明していただけたので良かったです。鉄筋の組立は案外難しかったですが、組合の方のスピードに感動しました。楽しかったです。貴重な体験をありがとうございました。
・これまでは、鉄筋屋さんはゼネコンからの依頼に応えるというイメージがありましたが、この講座を受けて相当に頭を使う仕事であり、また長い時間で培ってきた経験があって初めて成り立つものだと知ることができました。自身の仕事に強いプライドを持っておられるその姿はとてもカッコ良かったです。とても有意義な時間をありがとうございました。

・建設業はただマニュアルに従って組み立てるだけの頭を使わない職業だと勝手に思い込んでいたが、本講義を受けてそのイメージは大きく変わった。結束線の結び方1つ取ってみても、より頑丈にするための様々な工夫があったりと、非常に奥の深い職業であることが分かった。また、鉄筋の圧接という貴重な体験ができたのも良かった。

・今まではあまり具体的なイメージがなかったのですが、少し実感をもつことができました。非常に素晴らしい経験となりました。

・実際に体験することで、より肉体的なしんどさを感じた。一つ一つの丁寧さに集中力が必要になると思った。

・皆さん明るくて、楽しく実習を行えました。鉄筋屋さんという仕事をそもそも知らなかったので知れて良かったです。

・現場の仕事は力仕事だと思っていましたが様々な事が考えられているのだと感じました。また、圧接の仕組みは大変興味深かったです。

・建設業で実際に現場で行われているものを目にしたのは初めてでしたが、技術の高度さや職人さんの安全意識の高さなどを実体験することができてとても有意義な講義となった。

・建設業の大工さんは肉体労働で大変そうだと思っていました。講義中でもそのような話を聞いてやっぱり大変そうだというイメージはありますが、その中でもやりがいがあるという思いを強く感じました。

・これまでは工事現場の横を通つたとしても何をしているのかはいまいち分からないままだったけど、今回このような経験をさせていたことでその仕事内容の一部を知ることができて良かった。

・想像していたよりも面白い作業だった。一つひとつが手作業なのに驚いた。教えてくれた方々も優しくてとても分かりやすかった。

・これまではただの肉体労働のイメージが強かったですが、そうではなくて細かな計画や化学の知識も必要ということが分かりました。また、現場の人の意図を知らずに鉄筋の上を平気で歩く人がいるという話を聞いて、たとえ現場で働く人ではなかったとしても一連の流れや注意事項を知っておくことでスムーズに連携ができるのではないかと感じました。

・今までは建設業は決まった作業を図面通りに組み立てていくだけだと思っていましたが、加工の仕方や段取り、接合方法なども考えるなど実際に配筋・組立をする前に自分たちで考えなければならないことがたくさんあることを初めて知り、建設業は今までに考えていた以上に大変な仕事なんだなと思いました。今回の出前講座では普段の授業では聞けないことも知ることができてとても面白かったです。ありがとうございました。

・これまでは、よく言われる3K、臭い・汚い・きついのイメージでした。受講後は、プロの技に感動しました。きついこと以上にモノを作り上げる楽しさが大きいなと思いました。また、現場では安全管理も徹底していて尊敬できました。

・建物の構造の見えない部分を見ることができ、構造のイメージがより深まりました。今後の構造力学や材料学の理解にも役立てていけるとも感じました。まだ設計図面と実際に建っている建物としか向き合ったことがなかったので、建設段階の現場の様子を体験することができ、とても良い経験になりました。

・講座前までは、建設業はとにかく与えられた図面通りの作業をする過酷な肉体労働というイメージがあった。しかし、実際の現場を見たわけではないのですべては分からないが、今回の講座では様々な人たちと協力しあい、また頭を使うやりがいのある仕事であるという印象を受けた。また、職人の方々が自分の仕事に自信を持っていると感じ、良い印象を受けた。

・今までの建設業のイメージは体育会系の男の人たちが汗を流しながら力仕事をしているというものでしたが、今回の出前講座を受けて実はすごく繊細な作業もたくさんあるのだということを知りました。また、働いている方たちから、自分の仕事が好きなんだということが伝わってきました。ありがとうございました。

・建設業に対してこれまでは漠然としたイメージと、普段の生活の中で稀に目にするものでしかイメージが構成されていなかった。今回、ほんの一部ながら建設業の具体的な作業に触れることができ、こらからの進路等に良い影響を与えてくれるのではないかと感じた。

・建設業は重いものを運んだり組み立てたり、とても重労働なイメージです。今回の授業では実際に建設業の方々がしていることを体験できてとても面白かったです。鉄筋を組み立てたり圧接したり、柱や梁を組み立てるだけでも色々なことが考えられていることが分かりました。

・とても優しくて丁寧に説明していただき、実践的な授業で面白かったです。実際に鉄筋を組んでみると、人間の目で水平や垂直を確認しながら針金で留めていることが分かり、どんなに大きな強い建物もやはり人間の手で作り上げているのだという当たり前の事実をやっと実感できました。

・今までは建設業は暑い中で黙々と言われた作業をしているだけだと思っていたけれど、今日の授業を受けてみて鉄筋の骨組みを作るのにたくさんのことを考えて計算していることが分かりました。また、実際に鉄筋を組んでみて簡単には組めないということ、職人技だなと感じました。とても貴重な体験ができて楽しかったです。ありがとう」ございました。

・想像していた以上に科学の技術を用いていると感じました。これからの勉強に生かしていきたいです。

・何をしているかを知識で分かっていても実感がなく良くわからなかったが、受講して間近にその例を見たことで現実感が湧いた。

・ものすごい体力がいる作業で大変だと感じた。ただ、作業自体はとても楽しかった。

・土台となる部分なのでみんな責任というものを背負ってばかりいると思っていたが、やりがいを感じ達成感というものが得られ、想像していたよりも心地よさが得られる仕事だと思った。

・これまでは暑苦しいイメージや、少し難しいイメージがありましたが、実際にやってみて親近感が湧き以前よりも興味を持つようになりました。また、実際に現場の人の声を聞くことによって建設業の人々の考えなどが聞けて良かったです。

・建設業も一種の安定した職業だと思っていたが、意外にも毎日が日雇いみたいな状態であると分かり厳しい環境であることが分かった。

・今までは建設業と聞くと大規模な作業であったり、力仕事が多いというイメージでした

が、受講して細かい作業も多く繊細な技術が必要とされる仕事であると感じました。

・今回の講義を受けて自分が普段は計画や構造計算といったデスクワーク関連のものばかりを受けているためか、当たり前のことで小さい頃は見ることの多かった現場の人の存在が頭の中から完全に抜け落ちてしまっていたため、今回の講義の中でそのことを思い出し、工事の囲いの外からしか見ることのできなかった実際の現場での作業を経験できてよかった。

・これまではフェンスで囲まれた内側でどんなことをしているのかほとんど分からなかったけど、実際にはとても多くの人々が関わりあってたくさんの工程を分担していることが分かった。

・現代は技術も向上し建設業の大部分を機械が行っていると考えていたが、訓練によって腕を磨いた職人たちが丁寧かつ迅速に鉄筋を組んでいることを知って驚いた。当授業では現場の方たちが実際に使用される道具を用いて実際に行われる作業を体験することができた。このことは自分にとって非常に魅力的であり、構造への関心を募らせる良い機会になったと思う。

・今までの建設業のイメージは暑い中、頭を使わず、ただ力仕事をするものと感じていました。しかし、受講後はその施工段階の前には様々な計算や計画という下準備がなされていたのだと知った。また、柱や梁などの組立にはすべて同じ手順、工程で施工されるのではなく、建物によって異なることを知ってより興味を注がれた。

・これまでのイメージはやはりきついというものが大きく、実際にその作業の1つの工程をやってそのきつさを実感した。炎天下で本当は行うと考えると非常に過酷であると思った。一方、新しい発見としてとても高い技術が必要なのだと分かった。日本の高い建築基準を満たすため、シビアでとても高い精度で建物を建てているのだと肌で感じることができて良かった。

・動画や実際の作業を見ることで将来の選択肢がより具体的になったと思います。そして鉄筋工事の大変さもより実感しました。

・鉄筋を組み上げ、圧接により繋ぐという作業をしている方々の仕事の正確性と熱意、また細かい原理についての理解がよく伝わった。自分は設計志望であるが実際に建物を組む方々とのつながりを感じるいい機会になった。ありがとうございました。

・まさか鉄筋と鉄筋の交差部分をすべて手作業で固定しているとは思わなかった。職人さんのハッカーの使い方が素早く美しかった。5人ほどのグループでかなり時間をかけて床、柱、梁の鉄筋工事の演習を行ったが、実際は大工さん一人だけで組み立てていくと聞いてすごいと思った。写真で鉄筋工事の様子を見たことはあるが、実際に体験してみて初めて分かったことが多く楽しかった。ガス圧接の原理も非常に興味深かった。

・パソコンなどで設計するだけでなく、実際に現場で鉄筋を組み立てたり溶接したりといったことをしていると理解した。

・これまで私が考えていた建設業のイメージと受講後のイメージには大きな差はありません。ただ、仕事の強度や正確性は受講後が前よりもっと深い理解になったと思います。また、建物の数多い鉄筋の一つひとつがとても重要で、ある程度は適当にしようと思った自分を反省するようになりました。建設業に関するいろいろなことを直接にしてみて面白かったし将来に対する悩みにとても助けになったと思います。


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