第2回特定技能外国人技能検定講習会 実施

【第2回特定技能外国人技能検定講習会】 日時:5/26,27 @㈱エヌライズテック加工場 全鉄筋主催で「第2回特定技能外国人向け技能検定講習会」を実施いたしました。(一社)建設人材機構(JAC)の教育訓練支援を使用し、鉄筋組立作業の1級に係る講習を実施いたしました。受講生24名を2班に分け、学科実技を交互に2日間行いました。受講生全員が合格し、特定技能2号の在留資格を取得し、一緒に業界を盛り上げてほしいです。 【新聞記事】 全国鉄筋工事業協会(全鉄筋)と関西鉄筋工業協同組合(関西鉄筋)は5月26,27の両日、外国人技能者を対象とした技能検定講習会を開いた。 受講者は24人。全員が1級鉄筋技能士検定の合格を目指すベトナム人で、多くは特定技能2号への切り替えを目標としている。2日間で学科・実技の双方を学んだ。 開講に先立ち、全鉄筋のグエン・ホン・ティエン主任が「特定技能2号になれば、配偶者を呼び寄せられるし、在留期限の制限もないので長く日本で働ける。この機会を生かし、しっかり勉強して検定に挑んでほしい」と受講者を激励した。 続いて、関西鉄筋の中川六雄副理事長が「試験の難易度は決して低くないが、本講習を受講した人の合格率は高い。講習を通じて専門知識と技術は無論、言葉についても分からないことがあれば、遠慮なく質問して、明確に理解することに努めてほしい」と呼び掛けた。 関西での外国人向け検定講習会は、今回で2度目の開催。会場は前回同様、中川副理事長が社長を務める中鉄(大阪府高槻市)の本社と加工場。前回の講習受講者のうち、1級検定に10人が挑み実技は10人が合格、学科は8人が合格。2級検定は3人が受験し、実技・学とも全員が合格した。次回講習は同会場で23,24日に開く予定

2025-06-05T11:40:40+09:002025年5月27日|

第64回 通常総会 開催

令和7年5月13日(火)に、第64回通常総会を開催いたしました。 全議案異議なく可決承認され、滞りなく終了いたしました。 議案に入る前に、中野国土交通大臣からのビデオメッセージを頂戴した後、参議院議員のである伊藤たかえ様の秘書から「岩田理事長と筑波大学の楠教授との対談」資料の説明をいただきました。標準労務費の設定やわれわれ専門工事業が抱える課題改善について、着実に動いていただいている旨をお話しいただけ、組合としても引き続き前向きに取り組んでいく所存であることを再確認いたしました。 総会後の昼食会では、多くの来賓にご出席いただき、盛大に開催されました。 【昼食会来賓】 ・衆議院前議員 中山 泰秀 様 ・近畿地方整備局 建政部長 中橋 宗一郎 様 ・近畿地方整備局 建政部 建設産業第一課長 征矢 道仁 様 ・修成建設専門学校 専科2級建築士科 副科長 釜友 知與子 様 (代理出席) ・山田 友崇 様(国土交通大臣 中野洋昌 秘書) ・武田 朋久 様(参議院議員 伊藤たかえ 秘書) ・青木 正伸 様(参議院議員 石川ひろたか 秘書) ・井崎 光城 様(参議院議員 杉久武 秘書) ご来賓の皆様におかれましては、お忙しい中お繰り合わせいただきありがとうございました。 ----------------------------------------------- 【新聞記事】 関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)は13日大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪で第64回通常総会を開き、2025年度の予算と事業計画を決めた。 冒頭のあいさつで岩田理事長は「社会保険の加入だけでは職人が持たない。元請との適正価格での契約と賃金支払いが不可欠だ」強調。現場の責任者の意識改革が国会答弁でも求められる中、「今こそ勇気を持って現場から声を上げ、法に基づく正しい取引を実現すべき」と訴えた。 加えて「安ければよいという地方議会の感覚では業界の未来はない。元請は職人の面倒を見る責任を果たしてこそ、“親”と言える」と持論を展開。「外国人労働者との共生も含め、日本全体で賃金水準を引き上げなければ人材確保はままならない。1000万円稼げる職人を育てるためにも関西から発信していこう」と呼び掛けた。 25年度は外国人技能実習生の受け入れや特定技能外国人支援、技能検定試験・登録基幹技能者講習、出前講座、近畿地方整備局との意見交換会に取り組む。組合員や賛助会員、社会保険の加入促進、関西職人育成塾への支援・協力にも力を入れる。職業体験イベント」みらいのたからばこ」は24年度に続いて出展する。 同日は青年部(久米啓治部長)の総会も開かれた。 -----------------------------------------------

2025-05-22T10:49:42+09:002025年5月13日|

みらいのたからばこinあべのキューズモール春へ出展

【みらいのたからばこinあべのキューズモール春へ出展】日時:4/5,6 @あべのキューズモール 4月5日(土),6日(日)の二日間で、「みらいのたからばこinあべのキューズモール春」へ出展いたしました。子供たちが鉄筋のおしごと体験を通して、楽しんでいる笑顔をたくさんみることができました。純粋に驚く表情やリアクションが印象的でした。たくさんの組合員様にご協力頂き、トラブルもなく円滑に運営できました。職人さんたちも子供辰の笑顔に癒される機会となり、改めて自分たちの仕事に誇りを持てました。子供たちのみで約300名の来場があり、保護者の方々含め約700名来場いただきました。 ≪視察≫ ・前衆議院議員 中山 泰秀 様 ・参議院議員 石川 博崇 様 ・参議院議員 杉 久武 様 ・大阪市議会議員 辻 義隆 様 ハイライト動画URL: https://www.facebook.com/kansaitetsukin/videos/710699831380083?locale=ja_JP ≪新聞記事≫―――――――――― 関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)では、5日と6日の2日間、大阪市阿倍野区のあべのキューズモールで開催された子供向けイベント「みらいのたからばこinあべのキューズモール2025春」に出展した。小学生らに鉄筋のことを知ってもらうため作業体験等を実施したもので、昨年に続き2回目。会期中は大勢の子どもたちで賑わった。  このイベントは、地域密着型こどものおしごと体験イベントやメディア、コミュニティを通じて、地域のつながりを深め、地域の人々の幸福度を高めるプロジェクトで、東日本大震災の復興支援の一環として開催された「ふくしまのたからばこ」を前身に2016年から、みらいのたからばこ実行委員会が実施している。  近畿では、2023年にインテックス大阪で初めて開催され、その後も小規模イベントが近畿各地で開催されており、組合ではインテックス大阪での初回から参加。キューズモールでの開催は昨年に続き2回目で、開催にあたっては、これまでの出展実績が評価され実行委員会から依頼を受けて出展したもの。  ブースでは、鉄筋結束と職人体験、加工体験が行われた。結束ではハッカーと結束線を使っての結束作業、職人体験では作業服とハーネス、ヘルメットを付け足場で記念撮影を行い、加工ではカットベンダーによる鉄筋切断を体験するもの。各コーナーでは、森山直樹副理事長はじめ組合員が対応した。また、会場には、石川ひろたか・杉ひさたけ両参議院議員、中山泰秀前衆議院議員らが見学に訪れていた。  イベントへの参加について岩田理事長は、これまで建設技術展の出展や工業高校等への出前講座を実施してきたが、これらはリクルートの側面が強かったことから、小学生年代に「鉄筋を知ってもらい、触れてもらうため」とし、保護者も含めた一般社会に対するアピールだとする。このため全国各地で開催されるイベントに際しては、開催地の組合に対して協力を呼びかけているとしている。  今後、大阪で11月29日と30日にインテックス大阪で「みらいのたからばこ2025in大阪」の開催を予定しているほか、2025年10月10日・11日には大阪・関西万博会場内でのイベントが予定されており、岩田理事長も「組合としても協力する」との意向を示している。  このほか、今回はブースに訪れた子供たちには、「みらいのたからばこ2024in大阪」をきっかけに組合と梅花女子大学とのコラボにより作成された鉄筋工事を題材にした絵本「3びきのこぶたとつよいおうちのひみつ」がプレゼントされた。

2025-04-09T10:15:25+09:002025年4月6日|

令和7年度関西職人育成塾(第9期) 開講式

【令和7年度関西職人育成塾(第9期) 開講式】 日時:4/2 @建団連会館 2025年4月2日(水)に関西職人育成塾9期生の開講式を開催。 4社から5名が入塾し各種資格取得を中心に15日間の講習を受講いたします。 即戦力となって業界を盛り上げてくれることを期待しております。 ≪来賓≫ ・国土交通省近畿地方整備局建設産業調整官 西岡 宏之 様 ・厚生労働省大阪労働局 職業安定部 職業安定課長 小原 利之 様 ・(一財)建設業振興基金 建設労働者育成支援事業担当 専門役 永富 栄三 様 ≪受講生≫ ・洌崎楓斗(㈱エヌライズテック) ・由良颯太(正栄工業㈱) ・原田和樹(正栄工業㈱) ・喜多秀太郎(田村工業㈱) ・大森文憲(㈱ISOI) 【新聞記事】 近畿建設躯体工業協同組合と関西鉄筋工業協同組合、関西圧接業協同組合の専門工事業3団体は2日、大阪市の建団連会館で2025年度の「関西職人育成塾」開講式を開いた。 冒頭、同塾の副代表理事を務める足立真規関西圧接業協同組合理事長は「われわれの仕事は世の中の基盤を支えるもので、皆さんがこれから身に付ける技術が関西を支える力になる。いち早く業界になじみ、力を発揮されることを期待する」と受講生を激励した。 受講生を代表して、洌崎楓斗さん(エヌライズテック)は「講習を通じ、社会人としての意識や専門工事の知識を身に付け、一日も早く会社の戦力となれるよう励みます」と決意表明した。 このほか、来賓の西岡宏之近畿地方整備局建政部建設産業調整官と小原利之大阪労働局職業安定部職業安定課長、建設業振興基金建設労働者育成支援事業担当の永富栄三専門役がそれぞれ祝辞を述べた。 育成塾は、大阪府知事認定の職業訓練として17年度に始まり、会員企業の新入社員らを対象に講習を行う。今回の鉄筋基礎コースでは5人の受講生が、2日から23日までと5月8日の15日間の講習を通じ、鉄筋施工の基礎知識やビジネスマナーなどを学ぶ。

2025-04-03T09:14:22+09:002025年4月2日|

CCUS施工能力見える化評価システムで登録講習会 開催

【CCUS施工能力見える化評価システムで登録講習会】 日時:3/18 @建団連会館 3月18日(火)に全鉄筋主催で「CCUS施工能力見える化評価システム登録講習会」を大阪で開催致しました。冒頭、全鉄筋理事であり広島県鉄筋組合理事長である坂本竜二様にご挨拶いただきました。今後、必要なるシステムへの登録促進の為、年に1回のペースで開催してきました。第2回となる講習会には、17社19名が参加しました。通常、新規登録に3万円、更新手続きに1万円の手数料が必要であるが、講習会参加者は無料で手続き可能になる。前回よりも多くの参加がみられ、システムのデータベース拡充につながりました。まだまだ、未登録の組合員がおりますので、さらに増やしていきたいと思います。 国交省HP(施工能力見える化評価システムについて): https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/ccus_mieruka.html 【新聞記事】 関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)は3日18日、国土交通省が主導する専門工事企業の施工能力などを4段階で示す「施工能力見える化評価システム」の登録講習会(主催‖全国鉄筋工事業協会<全鉄筋>)を大阪市内で開催した。今回は17社から19人が参加し、システムを開発した企業の担当者から各項目の入力方法を学んだ。 講習会では全鉄筋監事で関西鉄筋工業協組常任理事の田中毅氏が「見える化評価制度は企業の信頼性を高め、技能者の適正な処遇につなげるためのもの」と説明し、登録の重要性を強調した。さらに「この制度の活用によって、元請企業や発注者に対して施工能力を可視化し、適正な受注機会の確保にもつながる」と呼び掛けた。 見える化評価制度は建設キャリアアップシステム(CCUS)に登録・蓄積された情報を基に、専門工事企業の「基礎情報」「施工能力」「コンプライアンス」の3項目を星印で4段階評価する仕組み。元請企業や発注機関、ハローワークなどが企業の施工能力を確認できるようになり、技能者の適正な評価・処遇や企業の信頼性向上が期待される。 今回の講習会ではシステムを開発・運営する企業の担当者が参加者に対し、登録手続きの具体的な手順を説明。CCUSのデータを活用し、必要な情報を取得・入力する方法を実践的に学び、全鉄筋のポータルサイトを通じた申請作業を行った。

2025-03-24T11:37:03+09:002025年3月18日|

令和6年度技能検定試験 実施

【令和6年度後期技能検定試験実施】 日時:2025/2/7,8,11 @大阪府立東大阪高等職業技術専門校 2/7,8,11の3日間で、鉄筋施工鉄筋組立作業の実技試験を開催いたしました。昨年より多くの受検生が申請しておりますが、その約半数が外国人となりました。 ・1級受検者 116名 (内、外国人48名) ・2級受検者 11名 (内、外国人2名) ・3級受検者 1名 【新聞記事抜粋】 関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)は7,8,11日の3日間、大阪府東大阪市の府立東大阪高等 職業技術専門校で2024年度後期の「鉄筋技能検定実技試験(組立作業)」を実施した。1級に1 16人(うち外国人48人)、2級に11人(2人)、3級に1人が挑戦した。学科試験は9日に大阪経済大学大隅キャンパスで行われた。合格発表は3月14日の予定。実技試験の受検資格は1級が実務経験7年以上、2級が2年以上など。課題は基礎・柱・梁の取り合い部の組み立てで、標準試験時間は1級が1時間40分(延長30分、2級が1時間20分(延長20分)、3級が1時間30分(延長なし)、標準時間を超えると減点対象となる。 試験は計5回実施され、受検者は真剣な表情で課題に取り組んだ12人の検定委員(主席検定委員・又野吉史理事)が配筋の精度や仕上がり、結束忘れ、作業態度などを厳しくチェックした。 又野主席検定委員は「外国人の受検者数が増加傾向にある」と指摘。「在留資格の制度が整いつつあり、外国人技能者のキャリアの選択肢が広がったことが背景にある」との見解を示した。一方、日本人受検者には「技能検定に挑戦するモチベーションを高め、担い手の確保、育成につなげるためには建設キャリアアップシステム(CCUS)の技能レベルに応じた処遇の実現が急がれる」とした。

2025-03-06T11:07:14+09:002025年2月11日|

特定技能外国人向け技能検定講習会 実施

【特定技能外国人向け技能検定講習会実施】 日時:2025/1/20,21 @㈱エヌライズテック 全鉄筋主催で「特定技能外国人向け技能検定講習会」を実施いたしました。(一社)建設人材機構(JAC)の教育訓練支援を使用し、鉄筋組立作業の1級に係る講習を実施いたしました。受講生20名を10名ずつに分け、学科実技を交互に2日間行いました。受講生全員が合格し、特定技能2号の在留資格を取得し、一緒に業界を盛り上げてほしいです。 【新聞記事抜粋】 全国鉄筋工事業協会(全鉄筋)と関西鉄筋工業協同組合(関西鉄筋)は20、21の両日、外国人技能者を対象とした技能検定講習会を開いている。受講者は20人で、全員が特定技能1号資格を持つベトナム人。2日間にわたり、1・2級鉄筋技能士検定に関する学科と実技を学ぶ。建設技能人材機構(JAC)の助 成制度を利用しており、全鉄筋主催の下、両団体が協力して実施している。 講習は、特定技能2号に変更するために必要な1級鉄筋技能士検定合格を目指す外国人を支援するため、昨年から全鉄筋が主催して首都圏で開いてきた。首都圏以外で実施するのは今回が初めて。 講習会の冒頭、遠藤眞一全鉄筋事務局次長は「特定技能2号になれば、配偶者を日本に呼べるなど、皆さんにとって多くのメリットがある。頑張って合格してほしい」と受講者を激励した。 関西鉄筋の中川六雄副理事長は、講習会について「限られた滞在期間と受験機会の中、少しでも多くの外国人技能者が特定技能2号資格を取得できるよう、今後も定期的に開催することを目指す」と表明 した。会場は、中川副理事長が社長を務める中鉄(大阪府高槻市)の本社と加工場、2月7、8日に開催予定の次回技能検定では、約40人の受験者のうち約半数が外国人となる予定で、今回の受講者からは10人が1級検定、3人が2級検定を受験する。

2025-03-06T11:05:48+09:002025年1月21日|

梅花女子大学×関西鉄筋工業協同組合コラボ絵本表彰式

【梅花女子大学×関西鉄筋工業協同組合コラボ絵本表彰式】 2025年1月9日(木)に梅花女子大学心理こども学部こども教育学科の皆様と表彰式を執り行いました。子供を対象としたお仕事体験イベントである「みらいのたからばこ」をきっかけに、梅花女子大学さんと産学連携を組ませていただき、何度か意見交換を交わし、生徒さんたちの貴重なご意見により鉄筋工事の役割を盛り込んだ絵本製作に至りました。「3びきのこぶた」を題材にしたストーリーとなっており、子供に分かり易く表現してもらっております。表彰式では、製作の裏側を聞くことができ、学生さんたちがすごく思い入れを持って製作してくれたことが分かりました。大人では気づきにくい、子供ならではの視点で読んでもらうこともできるので、非常に興味深い作品となっております。 ・【梅花女子大学HP】産学連携 紹介ページ https://www.baika.ac.jp/company/casestudy/kantetu.html ・【梅花女子大学Instagram】 https://www.instagram.com/baikauniv/ 【新聞記事】 -梅花女子大の学生4人に表彰状- 関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)と梅花女子大学(河村圭子学長)の産学連携による絵本制作プロジェクトの成果をたたえる表彰式が9日に大阪府茨木市内の同大学キャンパスで行われた。4人の女子大学生が制作した絵本『3びきのこぶたとつよいおうちのひみつ』は子どもやその保護者に鉄筋工事の重要性を伝えるユニークな試み。昨年11月に開かれた子ども向けキャリア体験イベント「みらいのたからばこ2024大阪」で配布された。 冒頭、河村学長は「学生の皆さんの感性が生きた素晴らしい作品だ。鉄筋とコンクリートを人間の骨と筋肉に例えた発想は秀逸で、大変感激した」と述べた。 続いて岩田理事長があいさつに立ち「われわれにはない発想で重要なメッセージを端的に伝えている。未来の担い手育成の第一歩として意義深い取り組みだった」と称賛。 業界が直面する人材不足の課題にも触れ「こうした活動が建設業界の魅力を広く伝える大きな力になる」と語った。 学生たちもそれぞれ感想を語り、テナ愛子さんは「鉄筋工事について何も知らなかったが制作を通じて重要さを学んだ」と振り返り、出村彩乃さんは「この活動が子どもたちの将来の夢のきっかけの一つになったらすごく素敵なこと」と語った。藤村優姫さんは「父が絵本を見て『いいじじゃん』と褒めてくれたことが一番うれしかった」と個人的なエピソードを交え、渡邉なごみさんは「子どもたちもきっと喜んでくれたはず。制作に関わったことを誇りに思う」と話した。 学科長の藤井奈津子教授は「なじみ深い物語を鉄筋の仕組みと組み合わせたことで幅広い世代が楽しめる作品が生まれた」と述べた。指導教員の目久田純一准教授も「学生たちが未知の業界と向き合い新たな価値を生み出したことに大きな意義がある」と振り返った。 国土交通省不動産・建設経済局の職員は「こども霞が関見学デー」での絵本の活用を提案し、絵本の教育的価値と分かりやすさを高く評価した。 最後に岩田理事長は絵本の続編制作に関して、学生たちの感性を生かしつつ、他の専門工事業種も含めた新しいストーリー展開の可能性にも言及。大阪・関西万博で予定される「みらいのたからばこ」への出展も見据え、さらなる連携を大学側に呼び掛けた。 絵本では3匹の子豚が鉄筋を使って「オオカミにも壊されない強い家」を造る方法を学ぶ姿が描かれている。キャラクターのデザインも学生自ら考案した。

2025-03-06T11:04:03+09:002025年1月9日|

令和7年新年互例会 開催

【令和7年新年互例会開催】 日時:2025/1/8 @リーガロイヤルホテル大阪 新年あけましておめでとうございます。 2025年1月8日(水)に当組合の令和7年新年互例会を開催いたしました。 組合員企業や賛助会員企業などから関係者約110人が出席し、一年の門出を祝うとともに、専門工事業界の発展に向けて全組合員が一丸となって取り組む決意を新たにしました。 お忙しい中、お繰り合わせいただきましたご来賓の方々につきましては、誠にありがとうございました。 (来賓) ・国土交通大臣 中野 洋昌 様(秘書代理) ・中山 泰秀 様 ・参議院議員 杉 久武 様 ・参議院議員 石川 ひろたか 様 ・参議院議員 伊藤 たかえ 様 ・国土交通省 近畿地方整備局 建政部長 中橋 宗一郎 様 (代理)同局 建政部 建設産業調整官 西岡 宏之 様 【新聞記事】 -従来の商習慣を打破- 関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)は8日、大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪で2025年新年互礼会を開いた。組合員企業や賛助会員企業などから関係者約110人が出席し、一年の門出を祝うとともに、専門工事業界の発展に向けて全組合員が一丸となって取り組む決意を新たにした。 冒頭、あいさつした岩田理事長は「昨年は建設業法の改正という業界にとって重要な転換点を迎えた。適正な労務費の設定と請負価格の安定化を通じて、賃金の上昇と業界の持続可能性を実現するものであり、極めて重要な一歩だ」と述べるとともに、「日本建設業連合会でも公共工事設計労務単価を基準とする請負価格の設定が提言され、国をはじめとした関係者の取り組みにより民間工事への適用も現実のものとなりつつある。この流れを確実に進めることが業界全体の課題解決に直結する」と訴えた。 さらに「担い手不足を背景とした外国人労働者の確保で、賃金の引き上げは避けられない課題である」と言及、「これからの競争は価格だけでなく質を基準とする時代に突入する。若い人材を育成し、教育を徹底することで業界の持続可能性を確保しなければならない」ともした。その上で「特に強調すべきはしっかりと技能者へ上昇した賃金を行き渡らせることだ。そうすれば調査価格に基づく翌年の設計労務単価が上がり、請負価格そのものが上昇し、業界全体の好循環を生む。従来の商習慣を打破し、適正な取引を実現する必要がある」との考えを示した。

2025-03-06T11:01:51+09:002025年1月8日|

都島工業高校で出前講座

【都島工業高校で出前講座】 日時:12/5 @大阪府立都島工業高等学校 12月5日(木)に都島工業高校で出前講座を実施しました。 2部制で合計48名の生徒が鉄筋組立と圧接作業の2職種を体験しました。 【新聞記事】 関西鉄筋工業協同組合(関西鉄筋)と関西圧接業協同組合(関西圧接協)は5日、大阪市都島区の府立都島工業高校で合同出前講座を開いた。同校の建築科2年生の生徒ら約50人が、鉄筋と圧接の仕事を体験した。 冒頭、関西鉄筋の森山直樹副理事長は「本日は、皆さんが目にする機会が少ないであろう鉄筋と圧接の仕事を体験してもらう。安全第一で、楽しみながら学んでもらいたい」とあいさつした。 午前の部には25人が参加し、3グループに分かれてガス圧接と基礎・梁・の鉄筋結束作業を体験した。 体験後の講評で、関西圧接協の浜崎仁副理事長は「鉄筋は、頑丈な建物を建てるためには欠かせないものだ。講座を通じて鉄筋工事、圧接継ぎ手の重要性を理解してもらえたなら幸いだ」と話した。 同校の関澤博之教諭は「現場で活躍されている方から指導を受けられる機会は貴重で、ありがたい。生徒たちの進路選択にも役立っており、講座をきっかけに技術職を志す者もいる」と語った。午後の部には24人が参加し、同様の作業を体験した。

2025-03-10T11:24:18+09:002024年12月5日|
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