関西鉄筋工業協同組合は、鉄筋工事・加工業を営む企業で構成する技能集団です。
上部団体である社団法人全国鉄筋工事業協会の指導の下に、「経営」「技術」「労務」の各委員会活動を中心に積極的な組合活動を展開しています。

「鉄筋工事」は一般の方にあまり馴染みのない職種かと思います。組み上がった鉄筋はコンクリートで覆われ、完成後には人の目に触れることがありません。人間の身体では骨の部分にあたり、大切な役割を担っています。見えなくなるからこそ、しっかりした技術と技能による高品質な施工が求められます。このため組合会員の各事業所では「ものづくりのプロ」としての自覚と責任、そして誇りを持って日々の仕事に邁進し、安全で安心な建物・土木構造物を皆様に提供しています。

また、建設業は就業者の高齢化が進み、次世代への技術継承や人材育成が大きな課題となっています。今後も、継続的に社会基盤を支えていくために、さまざまな施策や支援を積極的に取り入れ、人材確保・育成に向けた取組みを推進しています。
「3Kなのに低賃金」から「3Kだから高収入」を目指し、若者たちの理解を得るための広報活動も積極的に展開してまいります。