「未来のトビラをひらく『こども万博』」へ出展 日時:10/10,11   @大阪・関西万博会場内

10月10日,11日の二日間で、大阪・関西万博会場内で開催されるイベント「未来のトビラをひらく『こども万博』」に出展しました。

これまで出展してきた 「みらいのたからばこ」さんにお声がけいただき、出展することができました。内容は同様で、小学生を対象にしたお仕事体験イベントです。

万博会場内ということもあり、これまで来られなかった外国人の方や大人だけの来場など、対象者はこれまで以上に幅広く感じました。子供から大人、外国人まで鉄筋のお仕事を体験してもらいました。

当組合としては、出展ブースのほか、入場ゲートを鉄筋でトンネルを組みあげるという役割をいただき、盛大に鉄筋を盛り込んだイベントとなりました。出展ブースでは、結束体験や加工体験、職人なりきり体験を用意し、本家の職人に作業を教わっていました。体験した子供達の笑顔や驚いた表情をたくさん見ることができ、教えた職人も自身の仕事の重要性を改めて感じることができたました。

業界としても、今ある課題や取り組んでいる政策などがしっかり整備され、未来の担い手に選ばれる職種となるよう取り組んでまいります。

≪入場ゲート 鉄筋トンネル メイキング映像≫

≪新聞記事≫

関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)は10,11日の2日間、大阪・関西万博(大阪市此花区)で開かれた子どもたちがさまざまな職業を体験し、未来の社会を学ぶイベント「未来

のトビラをひらく『こども万博』(KIDS EXPO2025)」に出展した。

鉄筋工事の魅力を伝える体験ブースを設け、来場した子どもたちに結束や加工、職人なりきり体験でものづくりの楽しさを伝えた。

同イベントは子どもの職業体験イベントを全国で展開する「みらいのたからばこ実行委員会」などで構成する「こども万博実行委員会」が主催。万博の地にちなんで「未来をつくる、こどもたちの冒険」をテーマに、全国の企業・団体が子どもたちに“未来の仕事体験”を提供した。同組合は3×6mのブースに加え、会場の入場ゲートを鉄筋で製作。内部には子どもたちが描いた夢の絵約60枚を展示した。

岩田理事長は「子どもや保護者が笑顔になる場面をつくることが一番の意義。費用や労力の面で課題はあるが次世代へつなぐ継続的な活動にしていきたい。また万博のレガシーとして若手が胸を張って“自分たちの仕事を子どもに見せられる”ようになることが何よりだ」と語った。

みらいのたからばこ実行委員会の見谷麗統括は「鉄筋の皆さんが組み立てた入場口の“鉄筋トンネル”は美しかった。万博の地で力を合わせられたことは大きな喜び」と述べた。

会場を視察した国土交通省不動産・建設経済局建設振興課の近藤陽介専門工事業・建設関連建設業振興室長は「職人の手仕事を間近に感じられる貴重な機会。建設業の持続可能性を確保するうえでも、子どもや家族連れが身近に触れられる場の意義は大きい」と評価した。