【令和6年度後期技能検定試験実施】 日時:2025/2/7,8,11 @大阪府立東大阪高等職業技術専門校
2/7,8,11の3日間で、鉄筋施工鉄筋組立作業の実技試験を開催いたしました。昨年より多くの受検生が申請しておりますが、その約半数が外国人となりました。
・1級受検者 116名 (内、外国人48名)
・2級受検者 11名 (内、外国人2名)
・3級受検者 1名

【新聞記事抜粋】
関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)は7,8,11日の3日間、大阪府東大阪市の府立東大阪高等
職業技術専門校で2024年度後期の「鉄筋技能検定実技試験(組立作業)」を実施した。1級に1
16人(うち外国人48人)、2級に11人(2人)、3級に1人が挑戦した。学科試験は9日に大阪経済大学大隅キャンパスで行われた。合格発表は3月14日の予定。実技試験の受検資格は1級が実務経験7年以上、2級が2年以上など。課題は基礎・柱・梁の取り合い部の組み立てで、標準試験時間は1級が1時間40分(延長30分、2級が1時間20分(延長20分)、3級が1時間30分(延長なし)、標準時間を超えると減点対象となる。
試験は計5回実施され、受検者は真剣な表情で課題に取り組んだ12人の検定委員(主席検定委員・又野吉史理事)が配筋の精度や仕上がり、結束忘れ、作業態度などを厳しくチェックした。
又野主席検定委員は「外国人の受検者数が増加傾向にある」と指摘。「在留資格の制度が整いつつあり、外国人技能者のキャリアの選択肢が広がったことが背景にある」との見解を示した。一方、日本人受検者には「技能検定に挑戦するモチベーションを高め、担い手の確保、育成につなげるためには建設キャリアアップシステム(CCUS)の技能レベルに応じた処遇の実現が急がれる」とした。