【技能検定試験 開催】 日時:2023/2/4,6 @大阪府立東大阪高等職業技術専門校

2月4日(土)、6日(月)に令和4年度後期技能検定実技試験を開催いたしました。

≪新聞記事≫

関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)は4、6日の2日間、大阪府東大阪市の府立東大阪高等職業技術専門校で、2022年度後期「鉄筋技能検定実技試験(組立作業)」を行った。本年度は82人が1級、12人が2級、3人が3級に挑戦。ベトナム人技能実習生は1人が1級、4人が2級を受検した。合格発表は3月10日。

実技試験の受検資格は1級が実務経験7年以上、2級が同2年以上など、課題はいずれも基礎、柱・はりの取り合い部の組み立てで、標準試験時間は1級1時間40分(延長30分)、2級1時間20分(20分)、3級1時間30分(20分)。標準時間を超えた場合は時間に応じて減点される。

期間中は午前・午後の計4回に分けるとともに、会場を分散して試験を実施。受検者は皆、現場作業さながらの真剣な表情で課題に挑んだ12人の検定委員(首席検定委員‖又野吉史理事・検定部会長)は配筋の精度や仕上がり、結束忘れ、作業態度などを厳しくチェックした。

検定に立ち会った又野部会長は「今年は受検者が減っている。現場が忙しいことも一因だが、職人が確実に減っていることが如実に表れているのではないか。建設技能者のなり手がいないことも含めて本当に深刻な状況であり、元請も現状を深刻に受け止めてほしい」と危機感を示した。