資格の種類
職業能力開発促進法に基づく資格
1 級(2 級)鉄筋技能士
技能や知識を一定の基準で検定し、厚生労働省が公的に証明する制度です。また、国土交通省は、官庁営繕工事(国の行政機関の建物の工事)において、1 級技能士の常駐を義務付ける1 級技能士常駐制度を設けています。
建設業法に基づく資格
登録鉄筋基幹技能者
国土交通大臣の登録を受けた登録基幹技能者講習(講義と試験から構成。(社)全国鉄筋工事業協会が実施)の修了(合格)が必要です。建設現場の施工のキーマンとしての活躍が期待されています。
1 級(2 級)建築施工管理技士
1 級(2 級)土木施工管理技士
国土交通大臣が実施する技術検定です。施工管理技士となると、建設業法で定められている建設現場に配置する"主任技術者" や"監理技術者" になることができます。
労働安全衛生法に基づく資格
1.職長・安全衛生責任者
職長・安全衛生責任者教育の受講が必要です。
2.玉掛けの業務
つり上げ荷重が1 ㌧以上のクレーンや移動式クレーンを用いる場合には技能講習の修了が必要です。
3.ガス溶接の業務
技能講習の修了が必要です。
4.クレーンの運転
つり上げ荷重が5t以上のクレーンの運転には免許が、5t未満は特別教育の受講が必要です
5.高所作業車の運転
作業床の高さが10m以上の高所作業車の場合は技能 講習の修了が、10m未満は特別教育の受講がそれぞ れ必要です。
6.アーク溶接
アーク溶接特別教育の受講が必要です。