開催校の風景

修成建設専門学校

10月12日 参加 建築CGデザイン学科2年生15名及び空間デザイン学科2年生15名、建築学科2年生2クラス79名、専科1年生28名 合計137名

関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)は 10 月 12 日、大阪市西淀川区の修成建設専 門学校で「出前講座」を開催し、建築学科をはじめ建築CGデザイン学科、空間デザイン 学科、専科の学生ら 137 名が参加しました。

午前 2 回と午後 2 回に分けて行われた講座では、冒頭で岩田理事長が挨拶し「皆さんは 設計関係の道に進む方が多いと聞いていますが、複雑な設計は現場でのミスや生産性の低 下につながることもあります。きょうは平面図がどのように組み立てられていくかを体験 し、今後の経験に生かしてください」と述べました。この後、田中勲副理事長らにより注 意事項が説明された後、1時限目は建築CGデザイン学科の学生ら約30名が4班に分かれ、 2 級検定の実技試験の課題に挑戦し約 1 時間の結束作業を体験。第一線で活躍する職人から 手ほどきを受けながら、慣れない手つきでハッカーを使って結束作業に取り組んでいまし た。また、学生たちは順番に圧接作業の実演も見学し、鉄筋が高温で接合される様子に目 を見張っていました。さらに、午後の最後の講座では職人 2 名と学生 10 名による組立競争 が行われ、プロの職人のスピードと技術を実感しました。

今回の出前講座は組合として今年 4 校目となるもので、専門学校での開催は初めてとな ります。また、当日は若年者の人材育成を担当する大阪労働局職業安定部の関係者も見学 に訪れました。

受講者の声

  • もうすこし詳しく教えてもらいたかったけど、時間がなくて残念です。
  • 将来設計をする時に鉄筋が組みやすいように設計をしようと思います。
  • 職人さんがかっこよくて僕もなりたいと思いました。
  • 鉄筋を組むのがなかなかややこしくて、実際に思っていたより難しかったです。
  • 圧接継ぎ手の実演が興味深く、実際にやってみてタイミングを支持してもらい成功したが、あの辺りが技術なのかなと思った。
  • 圧接も含め普段の授業では出来ない貴重な体験が出来た。
  • 鉄筋の役割や重要性がよく分かった。
  • 講師の教え方がわかりやすく楽しく出来た。


出前講座 最新版パンフレット
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